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8月の古東だより

2024.09.01 古東だより

高校野球の長野県大会では、市内の長野日大高校が甲子園行きを決めました。サードで活躍しているO君は、古牧東部保育園を卒園しています。頑張って欲しいです。

オリンピックが始まりました。連日様々な競技が行われ、観戦と応援に忙しい毎日を送っています。みなさんはいかがでしょうか。印象的だったのが、女子柔道の阿部詩選手の敗退です。彼女が号泣する映像を観ていて、涙が止まりませんでした。いろいろなものを犠牲にして積み重ねてきたものが、一瞬で崩れ去ってしまったのでしょう。私は間違いなく優勝すると思っていました。兄である一二三さんの金メダルがせめてもの救いでした。

勝負の世界、勝者がいれば敗者がいます。わたしたちが応援している人(チーム)が勝ったときは、負けてしまった側の気持ちを考えることはなかなかありません。応援している人が負けてしまったときは、その気持ちに寄り添っている自分がいます。何が言いたいのかというと、喜んでいる者がいれば必ず悔しい思いをしている者がいる、という当たり前の現実です。阿部一二三選手の金メダルの裏には、悔しい思いをしている人々がたくさんいるはずです。応援している者が勝って喜ぶことがいけないわけではありません。負けてしまった者にも、思いを寄せることができる人になりたいものです。

保育園でもそうですが、負けてしまったとき、失敗してしまったとき、嫌な思いをしたとき。子どもたちに対して私たちがどうあるべきか、どうケアができるかが大切なことだと感じます。

オリンピックの応援、ご家庭で親子の会話がはずむことと思います。日本がたくさんメダルを獲得できるよう、全力で応援しましょう!