暑くなってきました。熱中症には気をつけてまいりましょう。今月は食育のお話です。お子さんそれぞれに味覚に違いがあり、個人差があります。苦手な食べ物があるのも無理はありません。でも、食べられるようになってほしいという願いが大人にはあります。大人にも苦手はありますが。園長はセロリが苦手で基本的に食べられません（給食の先生ごめんなさい。最近かみかみサラダに入っていますね）。しかし、大人になって美味しさを知ったものもたくさんあります。よって、今は苦手なものを無理やり食べさせることは避けたいところです。「少しずつ」がポイントです。保育園での取り組みです。年齢によりますが、自分で食べる量を選びます。苦手なものは一口から始めてみます。少しずつ食べられるようになる姿をよく見ますが、集団の力も大きいですね。年上のお友だちがもりもり食べる姿から「自分も食べてみよう」という意欲が湧いてくるようです。異年齢保育の良いところです。苦手な野菜でも、自分たちで育てたものは食べてみたいと言う子どももいます。食育はあらゆる方法で総合的に行っていくこと、個人差に配慮することが大切であると思います。