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11月の古東だより

2024.11.13 古東だより

10月5日に運動会を開催しました。多くの皆さんにお越しいただき、ありがとうございました。皆さんどのようにお感じになられたでしょうか。ハプニングあり、頑張る姿あり。喜ぶ姿、悔しがる姿。さまざまな表情を見せてくれました。それぞれの姿一つ一つに意味があり、成長の過程がそこにあります。

組体操を頑張った年長さんは、あと半年で小学生です。近年、保育園と学校のギャップについて議論されていますが、一つ言えるのは、保育園は学校の準備のためにあるのではないということです。保育園時代には保育園時代にやるべきことがある、ということです。保育園での教育は5つの領域に分かれています。健康・人間関係・環境・言葉・表現の5つです。運動会で言うと組体操という経験を通して、健康・人間関係・言葉を自然と学んでいます。体を動かすことは健康、友だちとの協力は人間関係、そして作り上げるためには言葉でのコミュニケーションが必要です。そして保護者の皆さんへの表現でもあります。組体操の経験からこんな学びがあった、という振り返りのための5つの領域です。

先日子どもたちが脱穀を体験していました。お米がどうやってできていくのか。私たちが食べているご飯は、どのような過程を経て届いているのか。子どもたちにとっては豊かな経験であるはずです。この経験が学校での社会科・理科などの授業での興味関心につながっていくことを期待しています。